FXの特徴:為替差益とスワップ
外貨FXには、株式取引のように売買差益による収益源と配当のような定期的に入ってくる収益源の2つがあります。
為替差益(キャピタルゲイン)
為替差益は、外貨を安く買い、高く売った際に生じる差分の利益です。
為替相場は24時間動いています。
1ドル100円の際にドルを購入し、その後円安となり1ドル150円となった際にドルを円に換金すれば50円の利益が生じます。
FX取引ではレバレッジで取引ができるため、この為替差益もレバレッジの倍率分大きく得ることが可能です。
為替差益を狙ってアクティブに取引を行なっていく人たちを俗に「キャピタルゲイン派」と呼んでいます。
スワップポイント(インカムゲイン)
FXでは定期的に入ってくる収益源としてスワップ金利と呼ばれるものがあります。
スワップ金利とは、「金利の交換」を意味します。
外貨FXは、円とドルなど一組になった通貨ペアを取引するのですが、取引をする際はその2つの通貨の金利にも差があります。
例えば、金利が5%のドルを、金利が1%の円で買い、1日持ち越したとします。
金利の安い通貨で、金利の高い通貨を買ったことになるので、金利の差を調整する必要があります。
1日持ち越した金利の差分として4%分の金利を受け取ることができる、これがスワップ金利です。
スワップ金利は毎日変化しますし、FX取引会社によっても異なります。
1万通貨ドルを買い持ちすると1日150円前後ものスワップ金利がもらえる場合もあります。
日本が超低金利時代だからこそ、外貨の高金利との差が大きく、このスワップ金利を狙った投資方法でFXを行なっている人たちを俗に「スワップ派」と呼んでいます。
なお、気をつけなければならないのは、スワップ金利をもらえないばかりか、逆に支払わねばならない場合もあります。
つまり、金利の安い通貨で金利の高い通貨を買った場合はスワップ金利を受け取れますが、金利の高い通貨を売った場合は逆に毎日スワップ金利を支払うことになるのです。
2兎追うものは一兎も得ず?
FXは為替差益(キャピタルゲイン)とスワップ金利(インカムゲイン)の両方で稼ぐことが可能な、ダブルインカムな取引であるといえます。
かといって、為替差益を大きく狙いつつ、スワップも多く付けたいといった両方を狙うのはあまり良い投資家とはいえないかもしれません。
なぜならキャピタルゲインは為替差益を得るため為替レートをにらみつつ常に相場の動きにあわせて外貨を動かす必要がありますし、インカムゲインはスワップ金利を付けるため、ある程度の期間、外貨を持ち越す必要があります。
自分の投資スタイルとしてどちらがマッチしているのかを見極めるためにも、まずはキャピタルゲインかインカムゲインのどちらかのみを狙ったFX取引をしてみましょう。
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