FX投資:ロスカットとマージンコール
FX(外国為替証拠金取引)はレバレッジのかかる証拠金ベースでの取引なので、市場の動き次第では損失が拡大する恐れがあります。
外国為替マーケットは原則24時間動き続けることから、いつ何時大きなリスク(損失を被る局面)に遭遇するか分かりません。
寝ている間に大きな為替の動きがあると、知らない間に大きな損害をだしてしまう場合もないともいえません。
外国為替保証金取引では理論上、資金以上の損失が発生する可能性があるのです。
そのため、各FX取引業者ではマージンコール(アラートメール)やロスカットルールを取り入れています。
追加証拠金(マージンコール)
FX(外国為替証拠金取引)において思惑通りにレートが推移しなかった場合、大きなリスクが生じます。
もし、証拠金維持率がある一定水準を下回ってしまったとしましょう。
このときに「マージンコール」が発生します。
マージンコールが発生した場合、登録メールアドレスに連絡が入ります。
マージンコールが発生するということはロスカットレベルに到達する可能性が高いともいえます。
そのため翌営業日に不足分の証拠金を入金するか、ポジションの決済することが求められます。
不足分を振り込めば、今まで通りの売買が可能ですし、決済をすればポジション解消になります。
FX業者によっては、マージンコールではなく、アラートメール送信となる場合もあります。
アラートメール方式の場合は、不足金の入金や決済をしなければならないという制限はありませんが、いずれにしてもロスカットに近いということで自分で判断し対応する必要があります。
ロスカット
証拠金維持率がマージンコール(アラートメール)の水準よりも更に下回り、ロスカットレベルの水準まで下回ってしまった場合、「ロスカット」の状態となります。
ロスカットとは、為替変動によって含み損が一定額以上拡大したときに、強制的に全ポジションの反対売買をして取引を終了させ、それ以上損失が拡大しないようにするしくみです。
この場合、私たちへの決済連絡もないまま、強制的にその時点の為替相場で取引を終了させられ、為替差損分が保証金額以上となれば不足分の支払いを求められます。
強制ロスカットは、損失を拡大させないための大切なしくみです。
自動的にロスカットされることで、知らない間に為替変動が大きくとも損害をある程度に抑えることができます。
しかし強制ロスカットされた直後に為替レートが戻る場合もあるため、自分自身の投資力と照らし合わせて、取引規模(ポジション)を調整したり追加預託金を入れて担保余力に余裕を持たせなどしてロスカットを避けるのも1つの手です。
なお、マージコールやロスカットの水準はFX取引業者によって異なりますが、証拠金維持率が50%前後の場合が多いです。
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