外貨FX:基軸通貨と決済通貨


FX取引を始めるにあたり、基軸通貨と決済通貨の表示について知る必要があります。

外国為替レート表示(スプレッドシート)の見方になりますが、これを知らずして、一体自分の投資で1円動くといくら損益がでるのかという計算が分からなくなります。

そもそも、"1円"という単位で表示されているわけではありません。

外国為替レートの差額はpipsで表示

外貨取引では、通常、為替レートを5桁で表示します。

例えばドル円であれば119.78、ユーロドルであれば1.3538のように表示されています。

通貨ペア BID ASK スプレッド
USD/JPY 119.79 119.81 3pips
EUR/USD 1.3543 1.3545 2pips

ドル円の場合は、119.78は119円78銭のこと。
これが119.81に変化した場合は3銭円安になったことになります。

ではユーロドルの場合はどうでしょう。
1.3538から1.3540といったように為替相場が動いたとしても、単位は「銭」ではないですよね。
当然ドルやセントでの表示となります。

FX(外国為替証拠金取引)では円以外の通貨ペアでの取引もあるため、為替相場を表にまとめた際、通貨単位が揃いません。
よって、5桁表示のうち、最後の1桁を統一してpips(またはpoint)という単位で表現しています。

左が基軸通貨、右が決済通貨

さて、もう少し具体的にみていきましょう。

上の表で「USD/JPY」とあるのは、左側の"USD"が基軸通貨(取引する通貨)、右側の"JPY"が決済通貨となります。

1米ドル100円のときに1万ドル購入し、5円円安になった時に決済したとします。
1米ドル100円であれば、1万ドルは100万円で取引開始、決済時は1万ドルが105万円になりますので、5万円の利益となります。
pipsでいえば、500pipsの為替差益です。

これが「EUR/USD」となると、ちょっと話がややこしくなります。

決済通貨が米ドルになりますから、最後に円換算をしないといけなくなります。
つまり円の為替相場もここに係ってきますので、円高になっていれば思ったような利益が出ない場合もあります。

これらの計算は実際は取引画面にて自動で計算され表示されます。
概ねどのように算出されているのかのみ理解して頂ければ十分でしょう。



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FXは外貨を用いた取引ですから取引する基軸通貨と最後に決済される決済通貨で外国為替レートが表示されます。